1996,08,29
2010,11,01更新
本当の始まりは、総括がまだ中学生時代に、CBトランシーバーを使い始めた頃だそうです。幸いにして大きな自然災害には合いませんでしたが、大火や交通事故現場には、幼少の頃から幾度となく遭遇したそうです。
その時から頭の中にはおぼろげに、災害に対する司令塔が芽生えていたといいます。
そして時代はCBからパーソナル無線へと移り行き、高校生の頃には高性能な受令機も存在していました。「事が起きた時には受令機と通信機を併用して警察や消防のバックアップが出来れば良いのにナァ~」と思っていたそうです。
それと、実際にあったこんな話もしていました。
山道を走っていた車が谷間に転落したそうです。たまたまその車に無線機があり、それで救助を求めたそうです。それを受信した方が110番へ急送し、事故現場へ向かった事案があると…。また、「登山家達がこぞって無線を始めたのも滑落や遭難対策の一つとしてだよ。けっして無線通信は趣味だけで行っている訳ではない。自分の命綱になりうる武器なんだよ。」
この言葉の裏には【災機隊】の根源があるような気がしませんか?
そして今までに多種多様の災害があり、その中に阪神淡路大震災が起きたことは言うまでもありません。これをキッカケにいろんな方々の意見を伺い、試行錯誤しながら設立発起に踏み切ったわけです。
当初はメンバーを集めるのか、チームを作ってもらう人達を集めるのかで悩み、結局何人分の材料が必要なのかが読めない為、『地域の代表者として活動してくれる方を集めよう』となったわけです。(独立管理方式を採用)
そして「深く干渉することなく自由素材として扱っていこう」ということになり、活動素材集として発行しているわけです。
『貴方を守ってくれるのは警察でも消防でもない。たまたま隣に居合わせた人。だからその人にも防災意識を持っていてほしい。』
そのキッカケが【災機隊】なのです。
先ずは身の回りを安全にしてもらい、今後からの活動にお力添え下さい。