2012,04,09
そもそも「災害機動通信隊」は「通信支援」が基本活動です。
「災害機動通信隊」は、その名前からして活動内容が読み取れます。
「通信支援」としてしまうと、同じ意味を持つ主語が重なってしまいますよね。
「災害支援」とすることで、外核から出向く際にも使え、もちろん「当事者」となった時でも使用可能です。
ただ問題は、「支援」と名がつくと、「現地へ出向く側」というイメージが強く、「被災者」となっての活動時に読み取ってくれるか?が心配です。
D-Bookでも解説してありますが、「支援」という言葉は決して外核者に対してのみ使う言葉ではありません。
「被災地行動」をとる被災者も、被災者の中からの「支援活動者」です。
自分が置かれている立場より、弱っている方に手を差し伸べる行為自体が、支援のスタート地点なのですね。
その意図がこのバイザートップにも込められているわけです。
みなさんは「支援」と聞いて、何を想像しますか?