災害機動通信隊は「1995年 阪神淡路大震災発生の年の6月」に管区警察局と時期同じにして誕生させた「通信での支援活動素材」です。
当時の問題点は、有線回線の遮断です。
そこで登場したのが「アマチュア無線」と「パーソナル無線」。
ところが、通信機を持つ方や存在が見えないことで、情報を流して欲しい方々がどこに願い出ればいいのか?その逆に、この情報はどこへ渡せばいいのか?となってしまったのです。
1995年6月に発表してから今日まで様々な災が発生しましたね。
近年の一年をみても「豪雨・洪水」「台風」「地震」と度重なる地域も出てきました。
長年発表し続けていますと、こういった時代背景ひとつで「通信リグ」の使い道も広がって行ってますよね。
豪雨の時に拡声器も肉声も届かない。
「そこは呼びかけたよ~!」
これも無線機があれば逐一伝令しなくて済むんです。
角を曲がってあなたの姿が見えない。
どこまで呼びかけたのかもわからない。
あなたの現在地は??
自分に異常があるのかないのかは、通話さえできれば双方に伝わります。
何も大きな活動が必要じゃなく、広域に通信情報網が必要なだけじゃなく、あなたが使っている「リグ」の特性に合わせた使い方で、さては「避難呼びかけにはこのリグを使おう」となって頂ける知恵とプレイヤーが必要なんだと感じました。
災機は東日本大震災が発生する直前の2月に、東京・有明の丘にて行われた「防災とボランティア」のイベントにも出店させたんですよ。
その時点で、名乗りを上げていたチームは30チームを超えていました。
パーソナルやアマチュア無線、CBだけのチームといった、各々の個性があるチーム。
それからしばらくして「3.11 東日本大震災」が発生したんです。
当時は民間防災も「東日本事務局」が千葉船橋に、茨城事務局がひたちなか市にありました。
災機のチームは東日本エリアにそれはそれは多く存在していましたよ。
東京、千葉、神奈川、栃木、茨城、静岡、長野、新潟、岩手、秋田、北海道・・・。
大半が被災しましてね。
そこへ持ってきて「名称詐称事件」「身分詐称詐欺事件」と、震災に絡んでの犯罪に巻き込まれそうになった!
民間防災は災機を活動素材として扱う側で、これをご利用いただく「申請者」の情報しか受け取りません。
そのチームにはどのようなスタッフが存在するのかは知る由もないのですね。
当時はニフティボランティアやヤフーボランティアといった登録サイトが多数ありまして、それぞれが登録していたわけです。
しかし、情報を求む側(民間防災や社協)にとっては「サイトが多すぎて信ぴょう性に欠ける。」との意見が有り、これらを統合して「ワンサイト」化できないかと動いたわけです。
そこに声を挙げられて立ち上がったのが
http://fields.canpan.info/
日本財団さんが立ち上げてくれたんです。
ここに登録すれば、団体番号(管理番号)が発行されます。
この番号を身分証などの表記にも使っていくわけです。
もちろん番号だけで検索が可能! 手際よく「所在確認」「在籍確認」が取れるようになりました。
ところが、こういう利便性が高くなったサイトができたにもかかわらず、どのチームも在籍を表明しないのです。
これじゃあ自分たちを守るキッカケすら失ってしまいますよね。
ここがポイントなのですが!
自分たちが存在するという表示
これがロゴマークだったり、トレードマークだったりと表面化できる素材なのです。
それにプラスして、登録サイトといった存在を可視化させる工夫。
自分達すら守れないようじゃ、危機管理できていないことの証明になってしまいます。
こういう時代背景とともに進化させてきた「活動素材」です。
リニューアルされた災機には「自分たち」を表面化させる細工を施しました!
大まかなシステムは、ふた方向あります。
2024,1,1発生の「能登半島地震」により無線通信の必要性が伝わったかと思います。
当素材が無線機を活用されている方の安心材料となりますように、登録維持費を当面の間、無償としておきますのでご活用なさってくださいませ。
緊急時の通信活動への第一歩目へは活動グッズをつかってみましょう。
そして、「やっぱり自分の専有する名称が必要だ!」と感じましたならばご登録へ向かってくださいね。
ただし、緊急事態・発災時は受付がききませんのでご理解くださいませ。
以下を登録隊システムといいます。
活用者の存在を明らかにして、みなさんの身を安全にするための動作となります。
1、名称選定
チーム名称を決めます。
お一人でも、チームとしての名称を選定します。
居住地名を用いた名称を提示いたしますので、お申し出の際は居住先住所とお名前、メールアドレスと携帯電話番号をお知らせくださいませ。
2、専用アドレスの取得~公開
チーム名を含んだ専用アドレスを決め、取得確認を。
民間防災からは、隊名を用いたアドレスを提示しますので、yahooアドにて取得の確認をお願いいたします。
使用可能であれば取得なさってください。
取得いただいたアドが公開アドとなり、以降の登録サイトに必要となります。
取得後は、使用されているメールソフトにて設定し、開通報告をお寄せください。
3、ブログの立ち上げ
チーム名でブログを優先的に立てます。
ブログはアメーバーを推奨。
特にブログは活動報告や助成申請などに必須となっています。
ホームページはJimdoをご利用ください。
無料新規登録は http://jp.jimdo.com から可能です。
4、活動体登録へ
http://fields.canpan.info/
日本財団が統括サイトとして立ち上げています。
こちらに団体登録を行い、団体番号の発給をいただきます。この番号が身分証に反映されます。
以上が終了した時点で
A)ご登録いただいた情報を元に「民間防災」関連HPに掲載されます。
公開情報は日本財団「CANPAN」にて公開される情報と、ご自身の希望する項目を掲載いたします。特に顔写真や活用ツールと一緒に撮影されている写真は有効です。
B)活動ファイルとして専有マーク類と専有物の作成
名称記載のトレードマークや身分証データが製作されます。
なお身分証には災害時医療情報が記載されますので、別途情報をご提供頂くか、ご自身でデータ記載していただくことになります。
専有マーク類を使ってHPやブログに表示させたり、ユニフォームなどへのオリジナルパッチの製作にも向っていただけます。
活動ファイルの活用は
チーム専用にデザインされたロゴマーク・トレードマークなどがデータにて納められます。
データを使ってチーム専用の活動服やワークパッチなども独自に作ることが可能です。
ロゴマーク類の大きさの変更なども無料ですよ!!
またアマチュア無線では社団局の自動構成員となります。
活動グッズなどが特定割引されたり、優先的に製作される優遇がございます。
特にユニフォームといった活動服系には刺繍パッチなどへ用いるデザインデータが必要です。
データのサイズ変更などもお申し出くださいませ。
緊急時・発災時は受付を中止いたしますのでご了承くださいませ。
申請の手順
1、申し込み
利用者の情報などをお知らせ下さい。
2、隊の名称の選定
総合企画室とご相談ください。
基本的に地域名以外となります。
3、使用許可と同時に専用マークのデザイン交付
登録マークはこのHPにて見本公開させます。他の方が使えない証ともなりますし、市場に出回る品々へも信ぴょう性を持たれせます。(Rマーク入り)
4、交付されたデザインを用いての製品化へお進みください。
販売権利が付加されていますので、製品化されて販売下さっても構いません。
お名前
ご住所
携帯電話
データ添付が可能なメールアドレス
名称の希望
お申し込み時には先ず上記をお知らせください。
1タイトル(選定したチーム名称)ごとの料金となります。
そこで、3タイトル程度選定して、自らがチームの構成に回るというやりかたも可能なんです。
集まった方々で会費運用していけば、ロイヤリティ費用はカバーできますし、製品化した活動グッズなどの利益も発生します。
出来上がったチームは、隊の代表者を求めて運用してもらいながら、自らは「新たなチームの名称を選定」して邁進させることもできます。
これがロイヤリティシステムの良いところですね。ご参考まで!
サイドページにて「使用マークと使用者情報」を記載し、偽商品ではない旨の照合に用いていただけます。