2009,09,25
yahooオークションに出品してからというもの、参加意欲があっても申請時に証明書の提出のない方も居られますし、開設当時に参加された方の中でも、当時の記載事項が変更されているケースが見受けられます。
当然、自治体や放送メディア等から問い合せがあっても、その隊を紹介する事は出来ませんよね。なぜなら企画室に正確な情報が無いわけですから。かといって活動ファイルはお渡ししていますので、手元にある方は自由(※注1)にご利用される事でしょう。
今、問題視されているのはこの狭間でしょうね。
災害機動通信隊を含め、民間防災ボランティア【総合企画室】が制作・発行するものには全て、版権(利用権利)が付いています。これは、版権元の【総合企画室】が認めないと使用は出来ません。
この件は統一基本にも、権利の項にて告知されております。
災機活動ファイルも同様で、入手してもその時点ではまだ使用する事は出来ません。
予め準備段階として目を通し、次に必要な登録等を行い、受付・登録完了の案内が出るまでは、正式隊とは言えないのです。(※注2)
なぜなら、「連絡もとれない」では、当局からの身元の照会を求められても何も言えませんから…。
今のところ企画室では、一般参加隊と正式参加隊などの差別化は考えておりません。それよりも、足並みを揃えて頂く方が優先だと思っています。
但し、その為の細工はさせていただきます。
災機隊は入会制ではありませんので、退会の措置項目はありません。
なぜなら、ボランティアである以上、ボランティア資質(できる方が、できる時に、できる事を行う自責の活動)を基本にしているからです。
その為、対象とする活動枠の違いもあり、独立管理方式を採用しています。
しかし、総括部門にお知らせが無い以上は、こちらも身動きが取れませんので、2009年10月より基本ルールを更に改訂致しました。
したがって、「本ルールに添う事が出来ない方の、参加をお断りする」場合もありますので、既存隊方々も今一度、「統一基本をしっかり」とお読み頂き、活動の【正確】と【性格】をお知り頂きたいと思います。
打開策として2010年より、ボランティアサイトへの登録を必須条件とさせて頂き、当局からの問いには直接解答できる様定めました。
尚、本文中に「既存隊」「正規隊」など出て来ますが、「既存隊」とは、参加申請を頂き、企画室が認識している全活動隊を指し、「正規隊」とは、申請時の手順に添い、正式に届を申請し終えた活動隊を指します。
《注1:自由素材とは》
正規に入手した場合に各隊の「活動枠・活動内容」に固執せず、使う事ができる活動素材の事で、何人でも許可なく、使用出来るものではない。
書店等で販売される「年賀状デザインソフト」とご理解下さい。
またパソコンで言えば、基本ソフト(OS)自体とも言えますね。
《注2:正規登録手順》
登録への手順を変更しました。
1、参加希望
2、申請~隊名選定
3、専用アド選定~開通
4、ボラサイトへの登録~正式活動隊の認定
5、活動ファイルの発送~勉強会~構築・起動へ
となり、活動ファイルの発送は最後となります。
したがって、事前に勉強会が出来ない事で、構築~起動までのタイムラグも発生しようかと思いますが、確実にすすめる為の手段として、システム化させていただきます。
2010年11月より、先の「一般参加隊」と「正規隊」の判断基準を定める為、災害機動通信隊「統一基本」を改訂いたしました。
正確な情報を頂戴する為、正規隊への条件に、専用アドレスの取得、「ボランティアサイト」への登録を必須とし、それらの登録が無い活動隊にあっては、一切の標示を省きます。また、以下の制限を設けました。
1 正式活動服等の利用制限
2 正規身分証の作成制限
3 活動者認定証の発行制限
4 情報提供制限
5 【総合企画室】からの提供物給付制限
6 ダウンロード利用の制限
を付加いたしました。
特に、正規隊以外からの「情報の流出」を懸念しての事で、ここでも「正確な性格」を求めなければなりません。
災害機動通信隊のモットーは、「正確な情報の発信、鉾先である事」です。
このモットーが不可能であれば、展開する意味はありません。
各隊へはご案内の通り、足並みを揃えて頂き、漏れのない活動が出来ます事を希望致します。
なお、2011年1月発行の「災機 活動ファイル」改訂版は、次期発生確立の高い「首都直下・東海・東南海」の活動手腕を定めてあります。
今日まで投げかけで済ませていた部分を、「確定」させるべく改訂させてありますので、これらを軸に各隊は、動きを定めて頂きたいと思います。
正規隊へは事前に、「どの部分が警戒区域となっているか」をお知らせしてございますので、今一度、身支度を完璧にして頂き、身構えておいて下さい。